みはる死活監視サービス

仕組み

みはるの死活監視について

みはるは「Web サイトが見えなくなった」「サーバが動かなくなった」を気付けるようにする死活監視サービスです。 このページでは、みはるが何をどのように見て、どのタイミングで通知するのか、そして "通知が来ないこと" が どんな意味を持つのかを説明します。

1. 監視の 2 方式

タイプ1 みまわり — URL の定期確認

みはる GET200 OK / ms 利用者の Web サイト

みはるが利用者の指定 URL に定期的にアクセスし、応答を多角的にチェックします。外から見える Web サイトや公開 API の監視向けです。

  • 生きているか(死活): HTTP ステータス 200〜399 を「成功」、それ以外やタイムアウト・応答なしを「失敗」とし、設定した回数だけ失敗が続くとダウンと判定します(回数は監視ごとに指定できます)
  • 応答が遅くないか: 応答はあるのに時間がかかる状態が続いたら「遅延」としてお知らせします
  • 中身が正しいか: 応答本文に決めたキーワードが「含まれる/含まれない」をチェックし、200 が返っていても中身が崩れているケースを捕まえます(判定は本文の先頭 64KB まで)
  • SSL 証明書の期限: HTTPS 証明書の有効期限が近づいたら、早めに警告します
  • ドメインの有効期限: ドメイン名そのものの登録期限が近づいたら警告します(.jp など一部の TLD は対象外)

チェック間隔は最短 1 分〜60 分から選べます。BASIC 認証付きの URL にも対応します。

タイプ2 おたより — ハートビート受信

監視対象サーバー POST{"cpu": 42} みはる

監視対象のサーバ側から、みはるが発行した専用 URL へ定期的に POST を送ってもらいます。外から見えない社内バッチや常駐プロセスの監視向けです。

  • 監視対象ごとに専用 URL + トークンを発行します
  • 届かなくなったら検知: 想定している送信間隔を過ぎても POST が届かないと「未受信」としてお知らせします
  • 中の値もチェック: ハートビートに含めた数値(CPU・メモリ使用率など)が決めた閾値を超えたら、異常としてお知らせします

2. 異常検知の状態遷移

正常異常連続失敗 / 未受信成功 / 受信再開状態が切り替わった瞬間に通知を送ります

監視対象は常に「正常」か「異常」のどちらかの状態にあります。状態は以下のルールで切り替わります。

みまわり(死活)
異常へ
指定した回数だけ失敗が続いたとき 失敗とみなす連続回数は監視ごとに設定できます。応答エラー / タイムアウト、本文マッチ有効時は本文条件を満たさない場合も「失敗」
正常へ
1 回でも成功したとき
おたより(未受信)
異常へ
想定間隔を設定した回数だけ連続で過ぎても届かないとき(例: 5 分間隔・2 回なら約 10 分。回数は監視ごとに設定できます)
正常へ
POST が再開したとき
おたより(メトリクス)
異常へ
値が決めた閾値を超えたとき
正常へ
値が閾値内に戻ったとき

次の 3 つは、上の「正常 / 異常(ダウン)」とは別軸の追加チェックです。サイトが落ちていなくても気づける項目です。

  • 応答遅延: サイトは応答している(ダウンではない)が、応答時間が閾値を続けて超えたら「遅延」としてお知らせします。
  • SSL 証明書の期限: 証明書の有効期限が近づくと、残り日数に応じて段階的に警告します。期限切れで「保護されていない接続」になる前に気づけます。
  • ドメインの失効: ドメイン登録の有効期限が近づくと、残り日数に応じて段階的に警告します(RDAP で日次照会。最初に警告する残り日数も指定できます)。うっかり更新を忘れてドメインが失効する前に気づけます。SSL 証明書の期限とは別のチェックです。 ※ この警告は RDAP に対応した TLD(.com / .app などの gTLD)でのみ機能します。.jp などの一部 ccTLD は RDAP 非対応のため、その場合は警告されません。

3. 通知ルール

通知の挙動は「異常の種類」と「通知先の種類」で変わります。

異常の種類

みはるが見張る対象は、緊急度に応じて次の 4 段階に整理できます。

応答が返らない緊急
  • みまわり: 設定した間隔でチェックしても応答が続けて得られない。応答エラー・タイムアウトのほか、本文マッチを有効にしている場合は中身が条件を満たさないときも含みます
  • おたより: 届くはずのハートビートが、想定の時間を過ぎても届かない

⇒ 死活監視対象の一部 or 全部が落ちている緊急度の高い状況です。いずれのケースも異常発生として通知します(Slack / Discord は復旧まで繰り返し)。

応答はあるが値が異常
  • おたより: ハートビートは届くが、値(CPU・メモリ使用率など)が閾値を超えている

⇒ サーバは動いているが、状態が悪化している状況です。異常として通知します。

応答が遅い
  • みまわり: 応答はあるが時間が掛かっている

⇒ ダウンではないため「異常」とは扱わず、別軸の「遅延」としてお知らせします。

期限が近づく予兆
  • みまわり: HTTPS 証明書の有効期限が近づいている
  • みまわり: ドメイン登録の有効期限が近づいている

⇒ 切れて「保護されていない接続」になる前に、残り日数に応じて段階的に警告します。

通知先別の挙動 — Slack / Discord 推奨

みはるは Slack / Discord による通知を推奨 しています。リアルタイム性が高く、チームメンバー全員で状況を共有できます。

自前システムや PagerDuty 等と連携したい場合は、通知内容を JSON で送る その他 Webhook も利用できます(Slack / Discord と同じリアルタイム送信です)。

スマホへのプッシュ通知で受け取りたい場合は ntfy にも対応しています(こちらも Slack / Discord と同じリアルタイム送信です)。

普段お使いのブラウザで OS の通知として受け取りたい場合は ブラウザ通知(Web Push) も使えます。端末ごとに有効化でき、みはるを開いていなくても通知が届きます(こちらも Slack / Discord と同じリアルタイム送信です)。Android / PC の Chrome・Firefox はブラウザのまま利用できます。iPhone / iPad は「ホーム画面に追加」してアプリのように起動した場合のみ利用できます(iOS 16.4 以上)。

状況 Slack / Discord / Webhook / ntfy / ブラウザ通知 メール
応答途絶 異常検知 / 継続中 チェック間隔ごとに繰り返し 30 分に最大 1 通
(「異常」と「復旧」は別枠で数えます)
メトリクス値の異常 検知 1 通だけ 30 分に最大 1 通
復旧 (どちらの異常でも) 1 通だけ 30 分に最大 1 通
応答途絶ケース (サーバが応答しない / ハートビート未受信)監視状態0:000:050:100:150:200:250:300:35Slack / DiscordメールSlack / Discord は復旧まで繰り返し通知 (緊急度高、流れて気付かないのを防ぐ)メトリクス値の異常ケース (データは届くが値が閾値超過)監視状態0:000:050:100:150:200:250:300:35Slack / Discordメール全通知先で 1 通だけ (データはダッシュボードで状況確認できる)フラッピング (短時間で異常⇄正常を繰り返す) ケース監視状態0:000:050:100:150:200:250:300:35Slack / DiscordメールSlack / Discord はクールダウンなしで毎回発火、メールは × = 直前 30 分以内に送信済のため抑制

Slack / Discord は、応答が途絶えている間(サーバが落ちている可能性が高い緊急の状態)だけ、復旧するまでチェックのたびに繰り返しお知らせします。最初の 1 通だけだとチャットの流れに埋もれて見落としやすいためです。復旧したときは 1 通でお知らせします。

値の異常(メトリクスが閾値を超えた状態)は、データ自体は届き続けていて本サービスの画面でも推移を確認できるため、Slack / Discord へは最初の 1 通だけお知らせします。

メール は受信箱が埋まらないよう、送る回数を絞ります。同じ監視対象について「異常のお知らせ」と「復旧のお知らせ」を、それぞれ 30 分に最大 1 通 までに制限します。短時間に異常と復旧を何度も繰り返すような状態でも、メールが連発することはありません。

通知先を設定していない場合

通知先 (Slack / Discord / その他 Webhook / ntfy / ブラウザ通知 / メール) を 1 つも設定していない監視対象は、異常を検知しても通知が飛びません (その場合は画面上の警告でお知らせします)。通知が必要であれば、監視対象ごとに通知先を選んでおいてください。逆に「自分でときどき様子を見るだけ」であれば、通知先を設定しなくても利用できます。

フラッピング時の挙動

サーバが短時間に「異常 → 復旧 → 異常 → …」を繰り返す不安定な状態(フラッピング)では、通知先によって動きが変わります。

Slack / Discord は状態が切り替わるたびにお知らせするので、「いま不安定になっている」ことにすぐ気づけます。

メール は「異常のお知らせ」と「復旧のお知らせ」をそれぞれ 30 分に最大 1 通までに絞ります。そのため、たとえ数分おきに異常と復旧を繰り返しても、メールが何通も届くことはありません。

4. 監視を一時的に止める仕組み

「土日や祝日は監視しなくていい」「毎晩 22 時〜翌朝 8 時はメンテナンスやバッチ実行中」といった場面のために、あらかじめ決めた期間だけ監視を止められます。止め方は 2 種類 です。

  • 日付で止める: 土日・祝日・特定の日など「この日は OFF」を日付で指定できます。日本の祝日にも対応していて、年間の祝日をまとめて設定できます。
  • 時間帯で止める: 「毎晩 22:00〜08:00」のような時刻の範囲で指定できます。毎日 / 毎週 / 毎月 / 一回のみ といった繰り返しも選べます。

止めている間に起きた異常は 通知されず、稼働率の計算からも除外 されます。「一時的に無かったこと」として扱われるので、計画的な停止で誤通知や稼働率の低下を防げます。

5. アクティビティログ

これまでに起きた出来事 (異常の検知・復旧・通知の結果など) を、時系列の「アクティビティログ」で振り返れます。

記録されるイベント

監視アクティビティ: 異常検知 / 復旧 / 通知の送信成功・失敗 / 抑制 (日付単位・時間単位・将来のクールダウン)

ユーザー操作: 監視対象 (みまわり / おたより) や通知先・監視抑制カレンダー・時間単位の監視抑制の作成 / 編集 / 削除、メールアドレス検証、プロフィール更新など、後から取り消せない操作を記録します。

記録されないもの

正常時の毎分のチェック結果は アクティビティログには記録しません。「異常がなかった = 何も記録されない」が基本です。

生のチェック結果が見たい場合は、各みまわり / おたよりの詳細ページから直近のログを見られます。

6. 状況サマリ表示

アクティビティページの上部に、現在の監視状況のサマリを表示します。

  • 全体の 稼働率 (直近 24 時間)
  • 現在「異常」状態にある件数
  • 直近 24 時間で発生したインシデント件数

正常時はすべて緑、異常が出ている時は黄〜赤で視覚的にわかります。

よくある質問

Q: トライアル期間が終わるとどうなりますか?

初回ログインから 3 日間の無料トライアルが終わると、監視は自動的に停止します。継続してご利用いただくには、プレミアム契約への移行が必要です。移行は個別契約となるため、 お問い合わせフォーム よりご連絡ください。登録した監視対象や通知設定はそのまま残り、契約後にそのまま監視を再開できます。

Q: 監視は何分間隔まで短くできますか?

最短 1 分間隔で監視できます。

Q: メール以外の通知先に対応していますか?

Slack / Discord / その他 Webhook / ntfy / ブラウザ通知(Web Push) / メールに対応しています。1 つの監視対象に複数の通知先を割り当てることもできます (例: メールと Slack の両方に飛ばす)。

Q: 一時的に監視を止めたい時はどうすればいいですか?

日付(例: 土日・祝日)や時間帯(例: 毎晩 22〜8 時)を指定して、あらかじめ決めた期間だけ監視を止められます。止めている間の異常は通知されず、稼働率にも影響しません。詳細は本ページ「監視を一時的に止める仕組み」をご参照ください。

Q: アカウントを削除したい場合は?

どなたもダッシュボード右上のメニューから「アカウント削除」を開いてお進みください。トライアル中(未契約)の方は、そのまま画面の手順で即座に削除できます。プレミアム契約中の方は個別契約のため、同じ画面から退会のお問い合わせフォームへご案内します。担当者と合意のうえ、運営側で削除作業を行います。

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Web サイトから内部処理まで静かに見張り、異常があればすぐ通知する死活監視サービスです。

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